スリランカ駐在中の2004年12月末、スマトラ沖地震が発生した。その津波がスリランカにも到達し、東海岸から南海岸にかけて破壊した。最終的に3万人以上が犠牲に成ってしまった。
僕はスマトラ沖地震発生当日、偶然にも年末年始の長期休暇中で、留学中の妻が住んでいたジュネーブに居たので、難を逃れた。
スリランカでの地雷除去は3週間休み無しで勤務し、まるまる1週間の休暇を皆が一斉に取得するシステムであった。ただし、1年間に1回だけ、海外で約2週間の長期休暇を取得できる様に就労規則を定めた。
その短期休暇中、頻繁に滞在したのは、スリランカ東海岸トリンコマリー市にある「ニラベリ・ビーチ・ホテル」であった。なぜか、欧米からの観光客が大勢宿泊していて、スイミングプールと砂浜で寛ぎ、ビュッフェスタイルのレストランで美味しい料理を堪能した。
そのホテルも津波により破壊され、多くの宿泊客が犠牲に成ったらしい。
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