地雷除去地区の候補案、その他について
添付文書: 地図:kannaddi
1.本日5/22、予定通りAustin Fernando国防次官に面会した。彼は快く「JCCPが地雷除去NGO登録する事を陰ながら支援する」と約束し、面会に同席していた地雷除去担当次官補Mr.Karalliyaddaに協力を要請してくれた。
2.本日5/22午後、JCCP/DDG地雷除去地区の候補をUNDPと協議の上暫定的に決定した。また本日5/22夕、DDGのWilladsen氏にも面会しDDG側の承認を得た。地雷除去後の効果についての情報については、入手出来次第報告する。地雷原の調査活動がまだまだ不完全であり地雷埋設が確認された地区で、除去担当NGOの決まっていない地雷原情報は限られている。また、政府支配地域、Vavuniya近辺、3ヶ月で除去可能、などの条件を満たす地雷原はkannaddi地区くらいしか見当たらなかった。Vavuniya近辺は元々住宅地や農地が少ない地域なので「見栄えのする地雷除去後効果」が得られる所は少ない。
3.Copenhagenへ出張中にBischoff代表に要望すべき点
(1)経験豊富な地雷除去技術アドバイザーの派遣は、給料全額をJCCPが負担する事から、基本的にJCCP/DDG共同地雷除去プロジェクトにのみ専念し、他のDDGの仕事には借り出されないこと
(2)JCCP側に地雷除去プロジェクトを運営する知識と経験が無いことから、共同地雷除去プロジェクトの運営はDDGが責任を持つこと
(3)秘密保持契約をした上で、地雷除去SOPなどのノウハウを提供すること
4.I職員のスリランカ赴任のタイミングについて
3週間のEOD訓練中断の影響で、小職がEOD訓練コースに参加できなくなった事(JCCP二人ともEODを理解しないでEOD作業に随行することは危険)、EOD教官は1名になった事(当初2名であったが削減された)など状況が変化し、JCCPスタッフが6月16日からのEOD On the Job Training参加はできなくなった。したがって、スリランカ赴任時期は6月末が妥当と思料する。
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